こんにちは！
成蹊大学体育会アメリカンフットボール部MGRの芦澤です。
第5回はOL多和田貴宏からのメッセージです。
是非最後までお楽しみください！
Q,4年間のアメフト人生を振り返って、どうですか？
大学に入り新しいことに挑戦したいと思い、アメフト部に入りました。１年のときは、何もわからない状態からのスタートでしたが、先輩やコーチから１つ１つアメフト特有の動きや考え方を学び、また、トレーナーから栄養管理や筋トレについて学び日々成長していくのが感じられて楽しかったです。２年になると試合に出場するようになり、チームの一員として戦う責任や喜びを実感し、BIG8昇格できた時は強い達成感を感じました。しかし、３年は１勝もできず相手チームとの実力差を痛感し、悔しさが残るシーズンになりました。そして４年の今、これまでの経験を通じて後輩たちの成長を手助けするだけでなく、自分自身もさらに成長して、4年間の集大成を試合で見せて、悔いのない形で締めくくりたいです。
Q,同期、または部活の後輩に対する思いを教えてください。
4年間のアメフト生活を振り返ると、まず思い浮かぶのは同期への感謝です。どんなに苦しい練習でも、どれだけ厳しい状況になっても、同じ立場で支え合い、励まし合い、時にはぶつかりながらも一緒に前へ進んできた存在が同期でした。嬉しい瞬間も悔しい瞬間も分かち合ってきた仲間がいたから、ここまで続けることができたと思っています。心から感謝しています。
そして後輩たちには、常に刺激をもらってきました。素直でひたむきに頑張り、成長する姿を見るたびに、自分も負けていられないと何度も思わされました。特に今年の１年の成長にはとても驚かさせています。これからもつらい練習や出来事があっても、前を向いて経験を積み重ねていけば、どんな相手でも倒せるようになると思うので、これからも頑張ってください。
Q,4年間で1番印象的だった思い出を教えてください。
4年間の中で最も印象に残っているのは、2年生の時に臨んだ入れ替え戦です。あの試合は、とにかく勝つことだけを考えて無我夢中で戦い続けました。気づけば最後はビクトリーフラワーで試合を締めくくり、念願だったBIG8への昇格を決めることができました。その瞬間に込み上げてきた達成感は、言葉にならないほど大きなもので、今でも鮮明に覚えています。しかし同時に、「来年はBIG8で戦うんだ」という現実が少しずつ重圧としてのしかかってきて、喜びだけでは済まない複雑な感情も生まれました。あの瞬間の嬉しさと、不安が入り混じった感覚も覚えています。そして今年、自分は4年生として最後のシーズンに挑んでいます。今度は、あの時のような達成感だけを全力で味わい、その先の重圧は来年のチームに安心して託せるように、自分自身がやるべきことをやり切りたいと思っています。あの入れ替え戦で得た経験と感情を胸に、最後まで自分らしく戦い抜きたいです。
いかがでしたでしょうか。
次回は4年DB大口真之介、4年AS久保田千春からメッセージです。
ぜひお楽しみに！
