2 年 WR の小川直輝です。
今まで数多くの合宿を経験してきましたが、今回の夏合宿は、間違いなく 1 番 過酷なものでした。
全日程で晴れという猛暑に加えて 、WR は他よりも多く、そして長く走るポジション であるため、日に日に体力が削られていきました。
それでも、一度もダウンすることなく乗り越えることができたのは、体力面が成長したからだと感じました。
今回、1部チームとの合同練習を行うことができました。
目標とする1部相手にどのくらい自分たちのプレーが通用するのかということを考えていましたが、プレーだけでなくフィジカルやスピードなども試せる良い機会になりました。
オフェンスにおいて言うと、プレーの成功が確かな自信につながるとこの身を持って感じ、個人的には良い雰囲気で戦えたと感じています。
しかし、チームとしての課題や個々の能力の差はまだ感じており、自分にとってもさらに上のステップを踏み出すことができました。
また、 そういった中でOC(オフェンスコーディネーター)賞を獲ることができたことは、非常に嬉しく、自信につながります。
辛い思い出ばかりではなく、楽しい思い出もありました。過去の成蹊の試合をみんなで観たり、部屋で慶應対土浦日大の試合を観たりなど。
特にグラウンド から宿舎までのバスの中でみんなで熱唱した時は、1 日の疲れが半分くらい取れた気がしました。それくらい気持ちよく、良いリフレッシュになりました。
合宿に行く前、2年生の合宿の目標として
「対外練習で 10TD。タックラー6 割。 自分の意見を 1 日 1 回以上言う。」
を掲げました。
結果は 8TD、タックル率 4 割と目標には僅かに届きませんでしたが、意見を言うことは全員が達成できました。
学年やポジション関係なくコミュニケーションを取ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
今年の 2 月に 1部BIG8昇格の目標を掲げてから、この合宿を乗り越えてより鮮明 になってきました。
今年のシーズンが終わった時に、この合宿で強くなれた、成長できたと言いたい。
そのくらい体力的にも辛く、また経験を多く積めた内容の 濃い1 週間でした。
この時間を過ごすことができたのは、自分たちの力だけではありません。
コー チの方々や保護者、OB・OG の方々のご協力があってのものです。本当にありがとうございました。
この合宿を乗り越えることができたことは自分にとってもチームにとっても大き い財産になると思っています。
周りへの感謝を忘れず、1部昇格の目標に向かって”熱狂”していきます!
(最終日の2年集合写真)