こんにちは!
成蹊大学体育会アメリカンフットボール部MGRの佐藤です。
前回に引き続き、引退を迎える4年生達のブログをお送りします。
第3回目は、WR山口基樹とAS丸岡咲です。
ぜひ最後までお楽しみください!
4年 WR 山口基樹
Q,4年間を振り返って、どうですか?
4年間のアメフト人生は、苦しいことも多かったですが、それ以上に楽しく充実した時間だったと感じています。太郎(#26榎本)の「俺、アメフト部入るわ」という一言に引っ張られて、何も知らないまま入部したアメフト部。最初はルールも分からず、初めての試合ではサイドラインで立ちながら寝てました。しかし、練習を重ねるうちに上達を実感し、アメフトという競技の奥深さに惹かれ、どんどんのめり込んでいきました。
一方で、同じく未経験から始めたりょう(#74田中)や、しょうご(#8坂下)、バンク(#51中井)が1年生の頃から試合に出て活躍している中、自分は試合に出られず、本当に悔しい思いをしていました。彼らが試合の話をしているのを聞きながら、泣きそうになってたのを覚えてます笑
2年生になると徐々に試合に出る機会が増え、特に入れ替え戦のTDは、自分の中で大きな成功体験となりました。何回見返したか分からないくらい嬉しく、報われた瞬間だったと感じています。
入れ替え戦の勝利でBIG8に挑んだ3年生のシーズンは、苦しかった記憶しかありません。チームとしても個人としても勝てず、モチベーション維持には自信がありますが、さすがにしんどかったです。さらに4戦目の駒澤戦、初プレーで怪我をしてそのままシーズンアウトとなり、何も成し遂げられなかった悔しさが大きく残りました。
そんな3年間を経て迎えた4年目。酸いも甘いも経験した我々の代です。今年の目標はもちろんBIG昇格。そのためにこれまで積み重ねてきました。まだシーズンは終わっていないので今年の総括はしませんが、最終戦を終えたとき、同期全員で笑って終われるように、最後の1ヶ月を全力で戦い抜きたいと思います。
Q,同期、後輩への思いを教えてください。
同期へ
選手、スタッフに関わらず、みんな賑やかで仲が良いこの同期が本当に大好きです。このメンバーだったからこそ4年間続けてこられたし、最後までやり切りたいと心から思えています。ありがとう。これからも末永くよろしく。
後輩へ
うるさい4年についてきてくれてありがとう。上手くいかない時や苦しい時が必ずあると思うけど、その時こそ踏ん張ってほしいと思います。期待してます。頑張って。
WRの後輩へ
飯食え!筋トレしろ!Hudl見ろ!言いたいことはこの3つだけです。みのけい(#11蓑田)やつばさ(#85岡田)を中心に頑張ってください。線の細さだけは心配なので、そこはしっかり努力してください。
Q,4年間で1番印象的だった思い出を教えてください。
先程も少し書きましたが、最も印象に残っているのは、3年時の駒澤戦での怪我です。初プレーでのアウトにより、オープナーズを含む用意していたほとんどのプレーやその後のBIG8としてのシーズンを潰してしまいました。怪我をしない身体作りの大切さと、自分が任されていた役割の重さを強く実感した出来事でした。この怪我を通して、精神的にも肉体的にも大きく成長できたと感じています。
高校まで続けてきた野球を辞め、思い切ってアメフト部に飛び込んだ選択は、人生の中でも大きな決断であり、かけがえのない財産になりました。4年間の活動を通して、私を支えてくださったすべての関係者の皆様に深く感謝申し上げます。日々熱心に指導してくださったコーチ陣やOBOG、スポンサーの方々、陰で支え続けてくれた家族、そして共に戦い続けた仲間のおかげで、ここまで成長することができました。
この4年間で得た経験とご縁を胸に、今後も前に進んでいきます。
本当にありがとうございました。

4年 AS丸岡咲
Q,4年間を振り返って、どうですか?
私のアメフト人生を一言で言うなら青春だったと感じています。
私は運の良いことに、個性豊かで素敵な同期、先輩、後輩に囲まれて4年間を過ごすことができました。
入学当初は、絶対に部活動は入らないと決めていましたが、今思うと、この選択をした自分を褒めてあげたいです。
ASの役職は、右も左も分からない状態でのスタートでした。しかし、徐々に知識をつけて、それを選手やチーム、後輩に還元していく過程や、自身のスカウティングが勝利に結びついた瞬間は本当に楽しくて、いつまでも続けていたいと思ったほどでした。
もし、入学当初に戻ったとしても私は同じ選択をすると思うし、したいと感じます。
Q,同期、後輩への思いを教えてください。
同期には感謝しかありません。文字通り個性の塊の同期と過ごす日々が本当に楽しかったです。大学生活の中でも特に共に時間を過ごすことが多く、人見知りな私にとっては、同期の存在が本当に大きかったと思いますし、ここまで続けることのできた理由の1つだと感じています。
後輩に対しては、優しく思いやりのある子ばかりで、一緒に話をする時間がとても楽しかったです。ありがとう!
また、この場を借りてASのみんなに思いを伝えさせてください。
ASリーダーとは名ばかりのもので、後輩の皆には本当に助けられたと思っています。大変なことや辛いこともたくさんあったと思いますが、主体性を持ってここまで一緒に頑張ってきてくれた後輩には感謝しかありませんし、本当に頼もしくなってくれたなと感じています。
そして何よりアメフトの戦略性という部分に魅力を感じ、アメフトを好きになってくれたことが本当に嬉しいです。
今後は、くれぐれも無理をせず楽しんでいってくれたらいいなあと思っています。
Q,4年間で1番印象的だった思い出を教えてください。
2年次のBIG8昇格をした瞬間です。
オフェンスのASとして、非常に大変で苦しい時期でしたが、それを乗り越えて見ることのできたあの景色は、一生忘れることができないと思い出であり、体の芯から震える貴重な経験ができたと感じています。
だからこそ、今年はBIG8昇格を掴み取って、同期や後輩と一緒にもう一度あの経験をしたいと強く感じています。

いかがでしたでしょうか。
次回は4年OL 多和田貴宏からのメッセージです。
ぜひお楽しみに!

